働く事

希望の消えた国で。

現在、若い労働者の間で新型鬱なるものが増えていると言われている。 新型鬱とは、従来型の鬱とは違い、自己中心的な発想を持った鬱とされている。 例えば、従来型の鬱では、「私は何でこんなこともできないんだ?」「周りがイライラしているのは私のせいな…

「その他」を意識しろ。

私が何かを整理するときに必ず考える事である。 多くの情報が転がっている場合、まずは表等を考えるだろう。 その時に私は必ず「その他」が生まれるように分類法を考える。 「その他」を認めることは、同時に全てを認めることに繋がるのである。 更に言えば…

オレの信じるお前を信じろ。

どこかで聞いたことがあるようなセリフだ。 これが、私の基本的なマネジメントスタイルである。 私自身を信じる必要はないし、また、相手も自分自身を信じる必要は無いと私は思っている。 なので、基本的にこれしかない。 これをやっていく上で最も重要な事…

市民ファンドの可能性。

実は、前々回から続くNPOで働く人々に関しての話は3部作になっているのだった。 さて、今回は、その問題に対する、私からの1つの代案である。 重要な点はこれが解決策ではなく、代案であるという事である。 そして、そのシステムとは、題名の通り、市民フ…

NPOの抱える低賃金の闇

前回はNPOの低賃金の問題を提起した。 この問題は、多くの点で、問題になっているが、日本の場合はそれが遥かに深刻であると言われている。 しかも、日本の場合は問題がダイレクトに見える形で浮かび上がってくる。 日本の多くのNPOや社会起業家には女性が極…

NPOという「職場」。

NPO。 「Nonprofit Organization」又は「Not-for-Profit Organization」の略で、広義では非営利団体のこと。 狭義では、非営利での社会貢献活動や慈善活動を行う市民団体のこと。 この団体の可能性は極めて大きいと私は考えている。 その可能性に関しては、…

コンサルタントが生きる道。

思いついたことを書き連ねてみる。 現在、ビジネスシーンではコンサルタントという職業がある。 これは様々な分野に存在している。 基本的には、多くのリサーチ等をする際に、第三者的視点が必要である場合や、専門的な知識・意見等を取り入れる場合に、この…

信頼を語る。

ビジネスシーンにおける信頼を語るのは一般的だが極めて難しい。 何に対して信頼をするか。何を信頼するか。 多くのビジネスシーンにおいてそれが極めて大事である。 そして、多くの場合、「技術」と「名前」を信頼してきたのである。 例えば、「ヨーロッパ…

信頼という言葉より。内向き。

現代において信頼という言葉は更に重要度を増しているのではなかろうか? 特にビジネスシーンにおいてはそう思う。 まず、日本企業において、その信頼性は著しく低下しているのではないか?と思うのである。 とりわけ、内部の。上司と部下の関係性である。 …

30年前、アメリカの企業が陥っていた「合理主義」

古い本が復刊していた。 「エクセレント・カンパニー」トム・ピーターズ&ロバート・ウォーターマン著 大前研一訳 である。 大前研一が訳者をやっている本とはどれほどのものか?と思い、最初は購入したが、とんでもなく興味深い本であった。 これは、30年…

超巨大企業と超フリーな人々が織りなす世界

立て続けに日本の大きな会社によるM&Aが報道されている。 この流れは2000年代初頭から続く流れである。 これは日本だけではない。 APPLEなどのアメリカの大企業もそうだし、またTwitterなどの新興企業もM&Aを行っている。 私は、この15年にわたり、こ…

リーダーシップはリーダーのためだけにあるわけではない。

昨今につき、リーダーシップ・リーダーの素質なるものが叫ばれて久しい。 「なぜ日本には、スティーブ・ジョブスやウォルト・ディズニーの様なカリスマが生まれないのか?」 「なぜ日本には、TwitterやFacebookの様な世界を震撼させる様なサービスが生まれな…

労働観についての雑感など。

「人生で何がしたいのか?何故生きるのか?」この頃非常に私自身もよく問われている。 人間は生きるために、「他人が納得できる理由」が必要らしい。 他人が納得出来るとは、即ち、自分が楽しい事・やりたい事=「金が稼げる事」として理由付けすることに他…