新年を迎えまして

お慶び申し上げます。 と、言っていいんだっけ?とか思いつつ。 もう全然全く更新していないブログなんだけど、掘り起こしてみようと思う。 なにぶん、自分自身のために。 なんか、ブログを書くリズムが作れそうな予感がしているから。 新年を迎えて装い新た…

人は何故他人に善意を施すのか?という問いについての過去の議論をおさらいする。

何故、人は他人に対して善意を施すのだろうか? 何故、人は善い事をしようと考えるのだろうか? 実はこの問いはかなり大昔からの哲学のテーマでもある。 中世を超えて、プラトンやアリストテレスの時代までさかのぼることも可能だ。 もっと言ってしまえば、…

希望の消えた国で。

現在、若い労働者の間で新型鬱なるものが増えていると言われている。 新型鬱とは、従来型の鬱とは違い、自己中心的な発想を持った鬱とされている。 例えば、従来型の鬱では、「私は何でこんなこともできないんだ?」「周りがイライラしているのは私のせいな…

この頃少し不安な事。"蜘蛛の巣の生えたこのブログを復活させてみる。"

蜘蛛の巣の張り放題であったこのブログを復活させてみる。 いったい何人の人がまた戻ってきてくれるのかわからないけれども。 少し、書き溜めてたものもあるので、少しずつ放出してみようと思う。 実は、私はこの頃の日本に関しては少し不安要素が強くなって…

My Philosophy.

全く手を付けていなかったブログだが漸く更新しようという気分になったので更新する。 これからは出来る限りブログを更新していく予定だ。 言ってしまったからには。。。頑張るしかないね。 この3カ月ぐらい、自分自身の哲学はどの様なものかをすごく悩んで…

新しいC案を作れるのがマイノリティの特権である。

多くの場面で、マジョリティの意見がマイノリティの意見を押しつぶしている。 時には、マイノリティな意見だからという理由で却下されることも多い。 ただ、私はこれには一応一理あると思っている。 「多くの人にとっての良いは"だいたい"正しい」からである…

ネットの覇権は"国"が握れるのか。

1つ前の記事で、覇権について議論をした。 覇権とはいったいなんなのであろうか? また、どうしたら覇権を握れるのか?という議論であった。 そうした中で、"道"という発想に至った。 現在は、陸と海の"道"だけである。 単純に輸送の問題であった。 現在はさ…

覇権について少し考えてみる。

覇権。それは圧倒的な力を持つことである。 どのくらい圧倒的かといえば、1位の力が2位と3位を合わせても勝てない状況が一般的には上げられる。 覇権を握っていたとされる国々は世界にはいくつか存在する。 例えば、チンギス・ハーンのモンゴル帝国や最盛期…

NPOは稼がなければならない。

非営利団体、NPO。 それは一般的にはかなり特殊であると考えられている。 基本的に無償労働を前提とし、自分がやりたいことと社会の要請が一致した時に初めて行動として成り立つ不思議な存在。 ボランティアにも似た存在。 その様に思っている人々が多い…

世界は善意で出来ている。

私は楽観主義者なのかもしれない。 私はかなり無頓着に、世界の95%以上が善意で出来上がっていると考えている。 当然すべてではないと考えているが、それでも、ほぼ全てが善意であると思っている。 誰かが「善かれ」と思ってやること。行動したこと。 それに…

価値は普遍なものではない。

価値とは普遍なものではない。 価値とは与えられるものではない。 価値とは降ってくるものでもない。 価値とは自らが定めるものである。 価値を決定づけるものは自らの意志である。 これはすべての事柄に言える。 人が好きになるものすべてが、自らが作り出…

未来を奪い取る行為。

アメリカやイギリスが、「日本化」している・・・ そのような声が聞こえ始めている。 しかし私は、先進国は10年以上も前から行き詰っていたと考えている。 理由は若年労働層の失業率に端を発している。 多くの先進国の若年労働層は職を得ていない。 日本にお…

ネットが国家に規制されるという事。

ネットが国家に規制されていく。 イギリスは先日から続く暴動の余波で、SNSの監視やその行動を制限する方向に進んでいるようだ。 前回の記事であったように、日本でも同じように規制が進んでいる。 元々ネットを規制している中国はともかく、イギリスや日本…

ネットの活動家が得たもの。

Twitter等SNSの監視法律が出来るのではないかと多くの人がヤキモキしているようだ。 これを「コンピュータ監視法」と呼ぶ。 1月の段階で法案が成立していて、知っている人はこの時からかなり強く意識していたようだ。 それが4月11日に閣議決定されたもので…

「その他」を意識しろ。

私が何かを整理するときに必ず考える事である。 多くの情報が転がっている場合、まずは表等を考えるだろう。 その時に私は必ず「その他」が生まれるように分類法を考える。 「その他」を認めることは、同時に全てを認めることに繋がるのである。 更に言えば…

オレの信じるお前を信じろ。

どこかで聞いたことがあるようなセリフだ。 これが、私の基本的なマネジメントスタイルである。 私自身を信じる必要はないし、また、相手も自分自身を信じる必要は無いと私は思っている。 なので、基本的にこれしかない。 これをやっていく上で最も重要な事…

OutPutそのもの。

人はある事を表現したいし、それを他人に伝えるために表現をする。 この全ての表現形態ならびに様式、そして表現そのものを以って私はOutPutと言っている。 言葉だけがOutPutではない。 例えば、ジェスチャーに代表されるような非言語なコミュニケーションも…

「穢れ」を払う「禊」

日本がおかしい。そう感じている人が多いのではないだろうか? 福島での原発事故以来、様々な事が不安定になっている。 デモが始まっている。 人が政治に声を上げている姿をはじめてみる人も多いのではないだろうか? 更にフジテレビの問題や、なでしこジャ…

「ソーシャル・アタッチメント(Social Attachment)」という発想について。

ノマドという言葉が流行っている。 いつごろから流行りだしたのかは良くわからない。 原義としては遊牧民のようなイメージだそうである。 ネットに代表されるようなソーシャルネットワークを活用しつつ、ビジネスの合間を縫う形で生きるスタイルである。 そ…

ミームの心臓「ゲージ」

8月6日12:30〜「シアターグリーンBASE THEATER」にて、ミームの心臓という劇団が織り成す、「ゲージ」という演劇目を鑑賞してきた。 そこの劇団員の一人が私の知り合いであったが故である。 結論から言うと、非常に色々と発見がある、有意義な時…

ガラパゴスと言う言葉の意味。

現在日本を内部批判する際に必ず使われている言葉がある。 それは「ガラパゴス」である。 日本は極めて特殊な環境で発展してきたと言われている。 そして、その結果、生まれてくるプロダクトの多くは、対外的には受け入れられないものであったり、オーバース…

市民ファンドの可能性。

実は、前々回から続くNPOで働く人々に関しての話は3部作になっているのだった。 さて、今回は、その問題に対する、私からの1つの代案である。 重要な点はこれが解決策ではなく、代案であるという事である。 そして、そのシステムとは、題名の通り、市民フ…

NPOの抱える低賃金の闇

前回はNPOの低賃金の問題を提起した。 この問題は、多くの点で、問題になっているが、日本の場合はそれが遥かに深刻であると言われている。 しかも、日本の場合は問題がダイレクトに見える形で浮かび上がってくる。 日本の多くのNPOや社会起業家には女性が極…

NPOという「職場」。

NPO。 「Nonprofit Organization」又は「Not-for-Profit Organization」の略で、広義では非営利団体のこと。 狭義では、非営利での社会貢献活動や慈善活動を行う市民団体のこと。 この団体の可能性は極めて大きいと私は考えている。 その可能性に関しては、…

コンサルタントが生きる道。

思いついたことを書き連ねてみる。 現在、ビジネスシーンではコンサルタントという職業がある。 これは様々な分野に存在している。 基本的には、多くのリサーチ等をする際に、第三者的視点が必要である場合や、専門的な知識・意見等を取り入れる場合に、この…

地球は丸い。

地球は丸い。この事に異論を持つ人はいないだろう。 今更何を言っているのか?という人も多いと思う。 しかし、それでも、いう。地球は丸い。 この最近、地球が丸いという事実は私たちの価値観に重くのしかかってきている。 この事実を直視できたのは、実は…

連続更新を始めて1ヶ月が過ぎた。

「継続は力なり」という言葉を良く耳にする。 私は、7月3日から毎日ブログをエントリーするようにして、今日で4週間と1日が経った。 何か深いことを書こうとは全く思わず、1日1エントリー1ネタを心がけていた。 色々と読みにくい文章もあったと思うが、この…

意味を持つという事。意味があるという事。①

この行動は意味がある。この批判には意味がない。 この様に意味とは、ある事象に対してあるかないかを議論できるようである。 しかし、一般的にこの前提は間違っている。 正確にいうと、意味は有るか無いかという問題ではないのである。 意味は見出すもので…

Twitter等のネット上の匿名発言について。

やはり、よくわからない。 Twitterや2chに代表される匿名発言についてである。 私も見ればわかるように完全に匿名である。 現実の情報は何一つ出していない。 もしかしたら、性別や年齢層すら混乱させてしまう可能性があるのかもしれないぐらいだ。 そうした…

学ぶという事は「生きる事に不必要な事」。②

前回は、「必要というのは誰が決めているのか?」という視点から、「結局、必要性は環境という外部条件によって定められているので、我々は我々にとっては不必要な事をたくさん学んでいるのである。」という結論に至った。 これに対して多くの人が「全ての人…