2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

連続更新を始めて1ヶ月が過ぎた。

「継続は力なり」という言葉を良く耳にする。 私は、7月3日から毎日ブログをエントリーするようにして、今日で4週間と1日が経った。 何か深いことを書こうとは全く思わず、1日1エントリー1ネタを心がけていた。 色々と読みにくい文章もあったと思うが、この…

意味を持つという事。意味があるという事。①

この行動は意味がある。この批判には意味がない。 この様に意味とは、ある事象に対してあるかないかを議論できるようである。 しかし、一般的にこの前提は間違っている。 正確にいうと、意味は有るか無いかという問題ではないのである。 意味は見出すもので…

Twitter等のネット上の匿名発言について。

やはり、よくわからない。 Twitterや2chに代表される匿名発言についてである。 私も見ればわかるように完全に匿名である。 現実の情報は何一つ出していない。 もしかしたら、性別や年齢層すら混乱させてしまう可能性があるのかもしれないぐらいだ。 そうした…

学ぶという事は「生きる事に不必要な事」。②

前回は、「必要というのは誰が決めているのか?」という視点から、「結局、必要性は環境という外部条件によって定められているので、我々は我々にとっては不必要な事をたくさん学んでいるのである。」という結論に至った。 これに対して多くの人が「全ての人…

学ぶという事は「生きる事に不必要な事」。①

古文漢文は教育上「必要ない」。 四則演算はわかるが、ベクトルや複素数平面など普通のサラリーマンをやる上で何か「意味」はあるのか? 生まれてこの方日本人にしか接したことがない。英語を勉強する「理由」がわからない。 日本史が必修なのは、帝国主義的…

クリエイティビティを発揮するには。

クリエイティビティ。多くの本やブログでその言葉が溢れている。 クリエイティビティを得るためには如何すればいいのか? クリエイティビティを維持するための方法などなど、本当に溢れかえっている。 気になるなら、検索をかけてみるとすぐにわかる。 本当…

リーガルとイリーガルの狭間に生きるボーダーの存在。

どうも、日本社会というのはボーダーの存在が必要不可欠なのではないだろうか? この頃、そう思う事が増えてきた。 ボーダーとは、リーガルとイリーガルの狭間で生きる人々の事を言っている。 私は、社会は基本的にリーガルとイリーガルに別けられると考えて…

死ねない事がわかってしまった。

不思議だと思ったことはないだろうか。 あれほどまでに、金金金、仕事仕事仕事と追い立てられた、20代。 親からも「稼げ」と殊更に突き上げる。 「世の中は甘くないのだ」と投げ捨てられる。 それでも・・・ 私たちは死ねないのだ。 日本において、なぜこ…

文化を伝播するとは。

文化が伝わる。文化が浸透する。 これは端的に言って何を意味するのだろうか? 私は、これは「文化が理解された」と解釈する。 他者は自分たちとは異なった文化圏に属している。 たくさんの文化圏が存在し、多くの場合、同じだと思っていた人々の中にも異な…

報道についての所感 「なでしこ熊谷、合コンツイッター実況された」

報道されるソースによってここまで違うものも珍しいので紹介してみようと思う。 次の記事を見比べてほしい。 「なでしこ熊谷、合コンツイッター実況された」 http://topics.jp.msn.com/sports/football/article.aspx?articleid=645070 「【Sports Watch】な…

言葉を選ぶという事。

言葉を選ぶとはとても難しい。 言葉は適切に選択されなければならないとよく言われる。 しかし、適切な選択は日本語の場合、時として漢語の多用を生み出す。 口語と文語の違い。 この違いに思いをはせない人間はいないはずだ。 そもそも、人間の精神空間全て…

信頼を語る。

ビジネスシーンにおける信頼を語るのは一般的だが極めて難しい。 何に対して信頼をするか。何を信頼するか。 多くのビジネスシーンにおいてそれが極めて大事である。 そして、多くの場合、「技術」と「名前」を信頼してきたのである。 例えば、「ヨーロッパ…

信頼という言葉より。内向き。

現代において信頼という言葉は更に重要度を増しているのではなかろうか? 特にビジネスシーンにおいてはそう思う。 まず、日本企業において、その信頼性は著しく低下しているのではないか?と思うのである。 とりわけ、内部の。上司と部下の関係性である。 …

30年前、アメリカの企業が陥っていた「合理主義」

古い本が復刊していた。 「エクセレント・カンパニー」トム・ピーターズ&ロバート・ウォーターマン著 大前研一訳 である。 大前研一が訳者をやっている本とはどれほどのものか?と思い、最初は購入したが、とんでもなく興味深い本であった。 これは、30年…

無いからあるという事

フランス革命と日本の改革は決定的に違う事は誰の目にも明らかである。 日本の改革のほとんどは、一部の上流階級のモノであった。 最後の民衆の政治闘争ともいえる1960年頃に起きた学生闘争でもそうだった。 結局、暴れていたのは、当時の学生知識層。 そも…

思考法の研究

私がこうして書いている事は何なのだろうか? この事は定期的に問う必要がある。 何故私はこれを書いているのか。 書いている事は何なのか。 それは何を変えるのか。 その結果どうなっていくのか。 絶えず問う必要がある。 それは、書いている事だけではない…

愚人は過去を、賢人は現在を、狂人は未来を語る

愚人は過去を、賢人は現在を、狂人は未来を語る。 これは、フランスのナポレオンの言葉である。 数多くの人が賢人になりたがっている。 現在どうであるかを語りたがる。 その上で、現在の視点から未来を語る。これは結局現在を引き延ばして未来に繋がってい…

そして4か月が過ぎた。

7月11日をもって4か月が過ぎた。 我々はいったい何をしているのだろう。 4か月間一向に終息宣言の出ない事故。 そんな事故は、人類史上なかった。 我々は何をしてきたのか?そして何が出来たのか、出来なかったのか。 今、節電が騒がれている。 我々は何をし…

「I understand」と言わせる事。

議論とは何なのであろうか? 我々日本人は議論が下手であり、議論が苦手だとよく言われる。 言語学的見地によるハイコンテクスト文化なるものでそれを説明しようとする人々がいる。 あるいは、英語のアカデミックライティングの見地から、日本人は結論を最後…

情報アクセスのコストカット。

情報とは何であろうか? 情報社会と言われ、莫大な情報を我々は浴び続けている。 その中で我々は何を手にしたのだろうか? 情報社会において最も変化したのは間違いなく手に入れることが出来る情報量である。 例えば、毎日電車の中で何もしていなかった人が…

本棚が電子書籍によって破壊されたら

幼いころ、子供のころ、本棚がある家に生まれていただろうか。 私の祖父は非常に本をたくさん持っていた。 それこそ2階建ての一軒屋に所狭しと本棚があった。本が積まれていた。 離れの天井裏も誰も入れなく程本が大量に置いてあった。 祖父が亡くなってか…

数字における人為的作用を深く考えてみる。

数字は嘘をつかない・解釈の必要性はないと思っている人が多いのではないだろうか? 福島の原発事故を見ているといつもそんな事を思う。 というのも、数字の部分で多くの場合議論になるからだ。 多くの点においてマスメディアや情報を公開している機関によっ…

答えがないという事

答えがないという事。答えがあるという事。 これについて多くの人が認識できていないところがあるような気がする。 全ての事柄について、人為的作用が働いていない場合、答えは無い。 これはごくごく当たり前なのだと私は思っている。 例えば、1+1=2で…

超巨大企業と超フリーな人々が織りなす世界

立て続けに日本の大きな会社によるM&Aが報道されている。 この流れは2000年代初頭から続く流れである。 これは日本だけではない。 APPLEなどのアメリカの大企業もそうだし、またTwitterなどの新興企業もM&Aを行っている。 私は、この15年にわたり、こ…

リーダーシップはリーダーのためだけにあるわけではない。

昨今につき、リーダーシップ・リーダーの素質なるものが叫ばれて久しい。 「なぜ日本には、スティーブ・ジョブスやウォルト・ディズニーの様なカリスマが生まれないのか?」 「なぜ日本には、TwitterやFacebookの様な世界を震撼させる様なサービスが生まれな…

Artとデザインは何が違ったのか

結局のところ、Artとデザインは何が違うのだろうか? それは、Artとは自分という個に立脚したモノであり、デザインとは他人という世界に立脚したモノであるのだ。 そのことが決定的に異なっているモノであって、さらに言えばその違いこそが世界に対す…

世界を変えるとは何を意味するのか

そもそも、世界を変えるとはいったいどのような事を意味しているのだろうか? 私は世界を変える事とイノベーションを起こすことはかなり重複している部分があるが、完全に重なっている部分はないと考えている。 ここでは、Artは個人が世界に対する挑戦で…

Artが世界を変えうる理由

Artは世界を変えうる。 変える力があるという意味ではない。 変える要素を備え持っているという事である。 デザインは世界を変えない。 デザインはツールでしかないのだ。 Artはツールではない。では何か? Artは存在的には無である。 無価値なモノ…

デザインが世界を変えない理由

デザインは世界を変えない。 この言葉を発し始めてどれくらいになるだろうか。 正確には、デザインは世界を変えることが出来ないのだ。 それは何故か? デザインは他人の欲望を再現するツールだからである。 ツールは世界を変えることはない。 私はTwitterは…